暑かった夏もようやく過ぎ去り、季節はすっかり秋になりました。 新米やさつまいも、きのこなど実りの多い季節ですね。 気温差のあるこの時期は大人でも体調を崩しやすいため、旬のものをしっかり食べて元気に過ごしていきましょう。
子どもは多くのエネルギーや栄養を必要とします。しかし消化器官の機能も未熟なうえ、胃も小さいため1日3回の食事だけでは必要な栄養量を満たすことが難しいです。そのため「栄養の補給」「水分の補給」「食べる楽しみ」と、おやつの持つ役割はとても大切です。 1、2歳は10時と15時の2回、食べる量と時間を決めて、お茶や牛乳と一緒に与えましょう。また、おやつは子どもにとって小さな食事です。きちんと座って食べる習慣をつけましょう。 おやつで摂りたい栄養素としては、鉄・カルシウム・ビタミンです。おすすめはヨーグルト・小魚・芋・果物などです。市販のおやつにする場合は味の濃いものにならないように気をつけて下さい。おやつが手作りだと、楽しい時間になりますね。手軽に混ぜるだけ、焼くだけの簡単おやつで大人もゆとりを持っておやつの時間を楽しみましょう。保育園の手作りおやつを紹介しています。簡単に作る事が出来る子ども達に人気のおやつなので、作ってみて下さいね。
★じゃこおかかおにぎり(子ども 3人分) ごはん・・・100g しらす干し・・・10g ●醬油・・・1g ●かつお節・・・0.3g ●食塩・・・0.3g 焼きのり ① しらすをフライパンで炒る。 ② ごはんにしらすと●を入れて混ぜ込む。 ③ 好きな形に握って、焼きのりで巻く。 ★バナナケーキ(子ども 3人分) ホットケーキ粉・・・40g 牛乳・・・30g 無塩バター・・・5g バナナ・・・20g ① バターを室温に戻す。 ② バナナをつぶす。 ③ 材料を全て入れて混ぜる。 ④ アルミカップに入れて、170℃に予熱した オーブンで12~15分間焼く。
秋の味覚の一つ「カボチャ」。 素材だけでもほんのり甘くホクホクとした優しい食感が、離乳食にも使いやすい食材です。給食ではおやつだけでなく、カレーやみそ汁の具材にもカボチャを使用しています。実や皮には食物繊維・βカロテン・ビタミン類などたくさんの栄養があります。気にならないようでしたら皮の部分もそのまま料理に使いましょう。特にカボチャに含まれているビタミンは体の免疫力を高める働きをしています。これから寒くなっていくので、風邪をひかないよう摂っていきましょう。 31日はハロウィンパーティですね。カボチャをくり抜いて作るジャックオランタンが有名ですが、保育園ではカボチャをケーキに変身させます。楽しみにしていて下さいね。