今年も残りわずかとなりました。寒さが少しずつ厳しくなり冬も本格的にやってきましたが、子ども達には寒さも関係ないようです。まだ遊び足りなさそうにお散歩から帰ってくる姿をみると、負けていられないと感じます。外遊びの後は手洗い・うがい・消毒をしっかりしましょう。
寒くなり体調も崩しがちな季節。下痢をすると脱水症状を起こしやすくなるので注意が必要です。下痢になる原因として、消化不良やウイルス感染など考えられます。日頃から子どもの便の状態や体調に気を配ってあげましょう。下痢の状態にもよりますが、腸の機能が完全に回復するまでに1週間ほどかかります。回復するまではお腹に優しい食事が良いですね。 ★食事のポイント ① 消化に良い食品 脂や繊維の多い物は消化に時間がかかり、腸に負担をかけてしまいます。 お粥やうどんを柔らかく煮た物、脂の少ない白身魚や豆腐は消化に良いです。また、野菜は食物繊維の比較的少ない人参や大根などがおすすめです。りんごはペクチンが多く、便を固める作用があります。果汁やすりおろしたりんごを食べるのも良いですね。 ② 温かい食事 冷たい物や香辛料などは腸を刺激してしまいます。 ③ よく噛んで食べる 1回の食事量を減らし、数回に分けてゆっくりよく噛んで食べましょう。
ユネスコ無形文化遺産にも登録された日本食。 今年の冬至の日は、12月21日です。 冬至とは1年で夜がもっとも長い日で、 ぼちゃを食べて栄養をつけたり、 体を温めるゆず湯に入って無病息災を願う風習があります。 ところで、かぼちゃは夏が旬の野菜です。なぜ冬至に食べるのでしょうか。それは、かぼちゃが長期保存できる野菜だからです。昔は今と違って、いつでも野菜が食べられるわけではありませんでした。そのため野菜が不足する冬を元気に乗り切ろうと、冬至の日には保存しているかぼちゃを食べるようになったそうです。昔の知恵に習い、私たちも元気に冬を乗り越えましょう。 ●かぼちゃの豆乳スープ(子ども1人分) ・かぼちゃ40g ・たまねぎ8g ・水40g ・コンソメ0.5g ・豆乳40g ・食塩少々 ① かぼちゃを角切り、玉ねぎをスライスに切る。 ② 野菜をスープで煮て、柔らかくなったら豆乳を加えて、 塩で味を調える。