新年度スタートから早くも1ヵ月が経ちました。入園当初に比べて、子ども達の楽しそうな声が調理室にまで届くようになり、給食を完食する子も少しずつ増えてきたように思います。子ども達の成長を日々感じる事ができてとても嬉しいです。
毎日の生活の中で、頭を悩ませる「献立づくり」。 献立を考える際に大切な4つのポイントをお伝えしますので、参考になさってみて下さい。献立づくりの負担を減らして、毎日の食事を楽しみましょう! ポイント ①基本は1汁2菜 1汁2菜とは、ごはんを中心として「汁物+主菜+副菜」の事を表します。 「汁物」→主菜と副菜の栄養素を補う。 「主菜」→肉・魚・卵・大豆製品を使ったメイン。 「副菜」→ビタミン・ミネラル・食物繊維を含む野菜を使った小鉢など。 ②献立は主菜から決める 献立は、最初にたんぱく質源となる主菜を決めます。「月曜は鶏肉、火曜は魚、水曜は大豆製品…」というようにメイン食材を決めておけば、食材の偏りも防ぐ事ができます。余裕があれば、焼く・煮る・揚げるなど調理法もあらかじめ決めておくとレパートリーが増えます。 ③主菜に合った副菜を決める 副菜は、野菜・芋・きのこ・海藻などを組み合わせたおかずにしましょう。体の調子を整えるビタミン・ミネラル・食物繊維の供給源になります。いろいろな食材を食べることで、健康を維持することができます。 切り口の色が濃い緑黄色野菜や季節ごとの旬の野菜は、栄養価も高くて おいしいのでおすすめです。 ④汁物で足りない栄養素を補う 汁物は具の選択肢が多く、主菜・副菜で不足する栄養素を補う事ができます。水分も摂取できるので食事全体が食べやすくなります。野菜や芋を中心として、たんぱく質源となる豆腐など上手に組み合わせましょう。 主菜や副菜で使用していない食材を選ぶと、栄養バランスがさらにアップします。
5月5日の子どもの日は、端午の節句とも呼ばれます。こいのぼりを立てて武者人形を飾り、「柏もち」や「ちまき」を食べる風習があります。柏もちには、柏の木の新芽が出てから古い葉が落ちる様子から、子孫が代々繁栄しますようにとの願いが込められています。ちまきは、中国から伝来したもので邪気を払うといわれています。子ども達の成長を願う気持ちは今も昔も変わりませんね。