梅雨はまだ続いていますが、暑い日が少しずつ増え、夏の訪れを感じるようになってきました。たくさん遊んだ後は水分補給をしっかりしましょう。食欲も落ちてくる時期ですが、朝食を欠かさないよう1日3食しっかり食べて、元気に夏を過ごしましょう。
野菜は健康を維持する上で、欠かすことができない食べ物です。しかし、食経験の少ない子どもにとっては、野菜の見た目・食べた時に鼻に抜ける匂い・食感・味が気になり、それが好き嫌いの原因になることがあります。野菜への嗜好を獲得するには「食べ慣れる」事が大切です。毎日の食事で野菜を食べて、野菜を「おいしい!」と感じられる味覚を育てましょう。 ★野菜をたくさん食べるコツ★ ①加熱をして“かさ”を減らす 調理法によって野菜のかさが減り、生で食べる時よりも たくさんの量を食べることができます。 キャベツの千切りをソテーに変えたり、野菜サラダをほうれん草のお浸しに変えたりすると良いです。 電子レンジを利用するなど、ひと手間加えてみましょう。 ②出汁の味わいをプラス 出汁は、野菜特有の風味やえぐ味・苦味を和らげてくれます。出汁に含まれるうま味成分(アミノ酸)は、食べた時の満足感につながるため、出汁を使うと、野菜を「うま味」で食べることができます。食体験の少ない子どもにとっては、安心できる「出汁のうま味」があることで、いろいろな野菜に挑戦しやすくなります。 ③子どもが苦手な理由を探り、調理法を選ぶ 苦味や辛味、また特有の風味がある野菜をおいしく食べるためには、「食べる練習」が必要です。子どもの成長に合わせて調理法を工夫しましょう。 ピーマンが苦手なら茹でる、なすの食感が苦手なら皮をむく・揚げる、など食べやすくなるように工夫してみましょう。
7月7日の七夕は、織姫さまと彦星さまが一年に一度、天の川を渡って出会う日です。願い事を書いた短冊を笹の葉につるし、お星さまに願い事をするのはよく知られていると思います。意外と知られていないのが行事食のそうめんです。無病息災を願って昔から食べられてきました。夏の暑い日、食欲が減退してもツルっと食べられる冷そうめんはぴったりですね。 保育園では、天の川に見立てたそうめんにオクラを盛り付けた七夕そうめんをおやつに出します。ご家庭でも冷そうめんにお星さまを飾って七夕を楽しんでみてはいかがでしょうか。