梅雨が明け、いよいよ夏も本番ですね。水遊びをした子ども達が遊び足りないように着替えている姿は、とても微笑ましいです。大人でも食欲が落ちてしまう時期ですが、夏の暑さに負けないように朝ごはんを食べてから登園するようにしましょう。
冷蔵・冷凍技術が普及する以前、「食塩」は、食品を腐敗から守り、人類を支えてくれた貴重な防腐剤でした。しかし、今はその役割はなくなり、困ったことに「高血圧」という病気が残ってしまいました。生まれてから何気なく食べている食塩で、血圧は少しずつ上がり、将来の生活習慣病につながります。子どもだけでなく、家族の健康のために、今日から「薄味」を心がけてみませんか? ★食塩の望ましい摂取量 2020年に改正された「子どもの食塩摂取の目標量」は、右記の通り定められています。しかし、現実には、1~6歳児の食塩相当量の平均摂取量は5.2g。多くの子どもが食塩をとり過ぎています。 ★減塩のコツ 1、食塩を多く含む加工食品の摂取には注意する チーズやポテトチップス、インスタント食品や冷凍食品など、食べすぎてしまうと1日の摂取量を超えてしまいます。量や回数を減らすなど工夫しましょう。 2、だしを上手に活用する 煮物や汁物の減塩では出汁を効かせるのがポイント。昆布やかつお節で出汁を取るのが理想ですが、市販の「だしパック」でも、食塩が入っていないものならOKです。いつも同じ出汁を使えば、子どもにとって食べ慣れた風味を感じながら、薄味で食べることができます。
★豆乳もち(子ども3人分) 豆乳…150g 片栗粉…20g 砂糖…15g きな粉…10g ①豆乳・片栗粉・砂糖を混ぜる。 ②片栗粉と砂糖を溶かして火にかけてよく練る。 ③重たくボタッとしてきたら火からおろして型に入れて冷やす。 ④冷え固まったら一口大に切って、きな粉をまぶす。 ★トマトゼリー(子ども3人分) トマト…80g 水…50g 粉寒天…1.5g 砂糖…10g りんごジュース(果汁100%)…130g レモン果汁…2g ①トマトを湯むきして角切りにする。 ②水を沸騰させ、トマト・粉寒天を加え2分ほど煮る。 ③砂糖・ジュース・レモン果汁を加えて一混ぜして火を止める。 ④器に入れ粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やす。